ピープル

 ほんの数年前まで、エコツアーは旅行業界の中ではニッチなもので、現在のように大きな旅行社が取り組むようなツアーではありませんでした。
 時代は変化し、より多くの人がエコロジーに興味を持ち、地球に優しい行動を心がけるようになり、旅行もまた、より付加価値が高く、エコロジカルなものへと商品ニーズが広がっています。
 しかしその一方で、マス化したエコツアーは大きな矛盾を生みだしていることも否めません。
 世界中から大勢の人が、大自然の中、野生動物の領域の中へ足を踏み入れ、受け入れ側もより多くの人を迎えるために、建設やインフラなどの環境整備を進めた結果、自然に大きなダメージを与えていたり、エコロジーの名の下に、先住少数民族を追い出し保護区を作ったり、環境に優しいと謳う反面で、先住民や女性などがフェアではない雇用方法で働いていたりします。
 そんな矛盾を目の当たりにしながら、訪問客も受け入れ側もハッピーになるツアーを模索する中、反省、自責も込め、よりフェアで、エシカルなツーリズム(地球環境だけでなく、社会、文化にも配慮したツーリズム)を目指し、持続可能な観光に関する情報発信や啓発活動を行うため、現在まで有志が個々に取り組んできた活動をベースに、この団体を立ち上げました。
 環境そして人々に優しいツーリズムをみなさんと考え、共有しながら、旅行の受け入れ先となるホストコミュニティのサポート、商品力の向上を通して、息の長い活動を展開していきたいと考えています。ご支援、サポートをよろしくお願いいたします!!

新垣絢子 代表/沖縄コミュニティツーリズム
P1000180イギリスの女性司祭宅(当時女性司祭は珍しかった)へのホームステイがきっかけで旅と出会いの魅力にとりつかる。多摩美術大学芸術学科卒業後、オルタナティブツーリズムの旅行社、jeps(日本エコプランニングサービス)の立ち上げに参加し、世界各地を周りエコツアー、ボランティアツアーなどを企画。現在は沖縄に嫁ぎ1男の子育てに奮闘しながら、jepsの取締役として海外、国内のさまざまなコミュニティツーリズムを運営中。夢は沖縄でピースローな民宿をたて名物おばぁになること。
小林久美子 バリ島コミュニティツーリズム
032KOBAYASHI-KUMIKO旅行会社、豪州滞在、航空会社勤務を経て、WEB制作会社、有限会社アイルジャパンを立ち上げる個人起業家。 家業を営むことから、在住する浅草の町おこしのサイトや航空会社、旅行会社などのサイト制作などを手掛ける。 20年程まえに仕事で訪れたバリ島でティンブル村出身の日本語ガイドと出会い、親交を深める。7年前より、ティンブル村エコウィサタプロジェクトの発起人となった日本語ガイドの要請により、プロジェクトメンバーの一員となる。
須川裕子 イベント実行委員長
福岡県生まれ。高校時代に単独ロサンゼルスへ。高校卒業後はロサンゼルスに留学。帰国後、大阪芸術大学に進学。在学中にアルバイトで資金をため、海外への旅を重ねる。世界の人や場所や文化に出会うことの素晴らしさを知り、大手旅行会社に就職。しかし、現地の自然環境や文化を壊しかねないツーリズムに疑問を持ち、もっと有意義で社会貢献ができる旅に関心を持つようになる。そんな時、J E P S と出会い転職。現在は「旅職人」として地球も人も喜ぶような旅作りを目指し、エコ・ピース・アートな視点からツアーを企画・添乗。ピースロー計画のトークカフェを担う。
藤城京子 研究チーム
幼少をドイツで過ごし、家族でヨーロッパ各国を旅して帰国。中学時代、象牙取引の問題に関心を持つようになり、大学の卒業旅行でケニアを訪問しアフリカゾウに心を奪われる。青山学院大学卒業後一般企業に就職し、働きながら旅と勉強を続け、留学を決意。イギリス・ケント大学でコンサベーション&ツーリズム(自然保護と旅行業の両立を目指す)の修士号を取得後、jeps(日本エコプランニングサービス)に入社。現在、旅行先の自然・文化・経済への影響にまで心を配れる旅作りを目指し、日々奮闘中!